ニキビ治療の強い味方!保険治療の効果と効能 ~札幌市南区の美容皮膚科|アルバアレルギークリニック札幌

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ニキビ治療の強い味方!保険治療の効果と効能

ニキビ治療の強い味方!保険治療の効果と効能

過酸化ベンゾイル、アダパレン、配合ゲル、外用抗菌薬の効果を徹底解説

「繰り返すニキビに悩んでいる」「スキンケアを変えても一向に改善しない…」

そんな経験はありませんか?

ニキビは思春期に限らず、大人になっても多くの方が抱える肌トラブルのひとつです。

ニキビがなかなか治らないと、ほんとにストレスです。

「このまま治らなかったらどうしよう…」「かゆみと白ニキビがウザくてイラつく…」と不安になることも。

今回は、保険のニキビ治療でよく使われる過酸化ベンゾイル、アダパレン、配合ゲル、外用抗菌薬のそれぞれの効果と特徴を、分かりやすくご紹介します。

保険のニキビ治療って実際どうなの?

ニキビの問題は「繰り返しできて、跡が残ること」ですが、顔だけではなく、胸・背中にもできます。

治療の目安は、半年~1年で再発を防ぎ、ニキビ跡ができない肌を目指します。

ニキビの治療薬はそれぞれ特徴や得意な症状があり、適切に使い分けることで症状を改善することができます。

しかし、治療が成功している目安は「まだ2~3個できますけど、ニキビはすごくよくなりました」が保険の薬の効果が出ている証拠ですが、逆に3か月以内にこの状態になっていなければ、保険の治療を続けていても治ることは難しいです。また、できてしまった「ニキビ跡」は保険の治療では改善できません

早めの対策をとるためにも、まずはそれぞれの特徴を理解するところから始めましょう。

ニキビ治療薬の特徴と効果

実はニキビの保険の薬は、主役が2種類だけで、それに対して抗生剤が入っていたり、組み合わさっ足りしているだけで4種類ほどしかありません。つまり、保険の薬は2種類使ってダメなら使い続けても難しいと思ってください。

1. 過酸化ベンゾイル(BPO)

保険薬の名称:ベピオⓇウォッシュゲル5%べピオⓇゲルべピオⓇローション2.5%

過酸化ベンゾイルは、毛穴の角質を柔らかくして、毛穴の詰まりを改善します。また、強力な殺菌作用を持つ薬剤で、主にニキビの原因菌であるアクネ菌を減らす効果があります。

新しく出たベピオⓇウォッシュゲル5%は1日1回、洗顔後、顔に塗り、5~10分後に洗い流すお薬で、これまで見られていた刺激感が和らぎます。

薬を洗い流す際は、洗浄料は不要です。15秒を目安に水でよく洗い流してください。

主な特徴とメリット

  • 耐性菌ができにくく、長期的な使用でも効果が持続
  • 炎症性ニキビ(赤ニキビ)にも非炎症性ニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)にも幅広く有効

2. アダパレン(レチノイド系外用薬)

保険薬の名称:ディフィリンゲル0.1%

アダパレンは皮膚のターンオーバーを正常化し、毛穴の詰まりを根本から改善する薬剤です。なので、白ニキビと赤ニキビへも効果があり、繰り返しできるニキビの予防にも役立ちます。

主な特徴とメリット

  • 毛穴の角化(つまり)を正常化し、新しいニキビができにくくなる
  • 長期使用でニキビのできにくさの改善が期待できる

3. 過酸化ベンゾイル / アダパレン配合ゲル

保険薬の名称:エピデュオゲル

これは上記のべピオとディフィリンゲル(過酸化ベンゾイルとアダパレン)を組み合わせた製剤で、それぞれの薬剤の良いところを兼ね備えています。ピーリング作用によって毛穴のつまりを改善、またアダパレンは皮膚の角化を調節し、毛穴のつまりを改善します。

主な特徴とメリット

  • 強力な角質除去作用と殺菌作用が同時に得られる
  • 単剤での使用より短期間で高い治療効果が期待できる

4. 過酸化ベンゾイル / クリンダマイシン

保険薬の名称:デュアックゲル

デュアック配合ゲルは過酸化ベンゾイルとクリンダマイシンを組み合わせた製剤です。

主な特徴とメリット

  • 殺菌作用と抗菌作用が併せ持たれ、耐性菌のリスクが低い
  • 炎症性ニキビに対して即効性があり、高い治療効果が期待できる

5. 外用抗菌薬(クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)

外用抗菌薬はアクネ菌を直接抑える作用があります。ただし、単独で長期間使用すると菌が薬に慣れてしまい(耐性菌)、効果が薄れることがあります。

主な特徴とメリット

  • 炎症性の赤ニキビや膿を伴うニキビに即効性がある
  • 過酸化ベンゾイルとの併用で耐性菌のリスクを軽減できる

6. 内服抗菌薬

以下の薬は単独よりも併用で効果をはっきします。

ミノマイシン(ミノサイクリン)

主な特徴とメリット

  • ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖を抑制します。
  • 優れた抗炎症効果を持ち、腫れを抑えます。
  • 主に中等度〜重症の炎症性ニキビ(丘疹、膿疱、結節性病変)に使用されます。
  • 特に膿疱(大きなニキビ)に効果を発揮します

🚩 注意点

  • 副作用で、めまい、ふらつき、口唇黒色化などがありますが、中止すると元に戻ります。

イトリゾール(イトラコナゾール)

主な特徴とメリット

  • 主に「マラセチア」(マラセチア毛包炎、真菌性毛包炎)の治療に効果的です。
  • Malassezia属真菌は、毛穴で過剰に増殖し、ニキビと見分けがつきにくいです。

🚩 注意点

  • 肝機能障害の既往歴がある患者では定期的な血液検査が推奨されます。

ニキビ薬は正しく組み合わせて使うのがコツ

実は、ニキビ治療薬は単剤で使うよりも、症状や肌質に応じて組み合わせて使うことで、より高い治療効果を引き出せます。

  • 軽度のニキビ:過酸化ベンゾイルかアダパレン単剤で開始し、症状をみながら調整
  • 中等度のニキビ:過酸化ベンゾイル/アダパレン配合ゲルで迅速に症状をコントロール
  • 炎症が強い赤ニキビ:外用抗菌薬と過酸化ベンゾイルの併用、またはデュアック配合ゲルで耐性菌を防ぎつつ効果的に治療
  • 重度のニキビ:上記外用薬に加えて、内服の抗生剤にて治療

目安は3ヶ月

二キビの約80%の方は保険適用の治療で十分に改善することが可能です。

適切な治療を早めに開始すれば、ニキビの悩みを大きく軽減できるのです。

ニキビ治療の目安とは?

ニキビ治療の目標は、「再発を防ぎ、ニキビ跡が残さない」ことです。

そのため、治療期間としては半年から1年ほど継続するのが一般的です。

治療が順調に進んでいるかどうかの目安は、「かなりよくなりましたが、まだ時々2~3個できます」という状態。このような状態に3か月以内になっていれば、保険治療がしっかり効いている証拠です。

逆に言えば、3か月治療を続けても全く改善の兆しが見えない場合は、保険治療だけでは十分な効果が期待できません。

治療方法を見直すタイミングです。

保険適用の治療を続けることで、多くの方がニキビをコントロールし、きれいな肌を維持できるようになりますが、ニキビ治療は、薬剤選びと使い方が非常に重要です。

自己判断で誤った使い方や同じ治療を継続をすると肌トラブルが悪化する可能性があるため、専門家の指導の下で治療を進めることが大切です。

クリニックで最適な治療を

ニキビは適切な治療で改善を目指せます。

当クリニックでは患者様一人ひとりの症状を詳しく診断し、過酸化ベンゾイル、アダパレン、配合ゲル、外用抗菌薬を適切に使い分け、治療プランを提供しています。

  • 医師による丁寧な診断と説明
  • 最新の治療法を組み合わせた総合的なアプローチ
  • 継続的なサポート体制

ご不安な点はいつでもご相談ください。

あなたの肌が本来の美しさを取り戻すため、私たちが全力でサポートいたします。

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