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酒さ(しゅさ)は、顔の赤みやぶつぶつ、血管の浮き出しなどが長引く皮膚の炎症性疾患です。特に札幌市のように寒暖差が大きく、冬場の乾燥や冷気で血管が拡張しやすい地域では、症状が悪化しやすい傾向があります。ここでは、酒さのタイプとVビームレーザーの適応を、わかりやすく解説します。
酒さは大きく4つのタイプに分類されます。
1.紅斑・毛細血管拡張型:顔全体や頬に赤みが持続し、細い血管が透けて見えるタイプ。
2.丘疹膿疱型:赤みとともに、ニキビのようなブツブツや膿を持った発疹が出るタイプ。
3.鼻瘤型:鼻の皮膚が厚くなり、凸凹が目立つタイプ。
4.眼型:目の充血や違和感、乾燥などが出るタイプ。
Vビームは、紅斑・毛細血管拡張型や丘疹膿疱型の赤みに特に効果が期待されます。
赤みの原因となる毛細血管内のヘモグロビンにレーザーが反応し、血管を収縮・閉塞させることで赤みを軽減します。
Vビームは595nmの波長を持つ色素レーザーです。
これは血管の赤い色素(ヘモグロビン)に吸収されやすく、皮膚表面のダメージを最小限にしながら、赤みの根本原因にアプローチします。さらに冷却システムを搭載しており、施術時の痛みやダウンタイムを軽減が期待できます。
札幌市は冬の寒さと暖房による乾燥で、血管の拡張・収縮が繰り返されやすい環境です。これが酒さの悪化要因になることがあります。Vビーム治療は、このような環境で慢性的に続く赤みの改善にも適しています。
酒さに対するVビーム治療は、国内外の臨床研究で有効性が報告されており、札幌市内でも一部クリニックで導入が進んでいます。ここでは、科学的根拠をもとに「どの症状に、どのくらいの改善が見込めるのか」を整理します。
ドイツで行われた比較試験(Neuhausら, 2009)では、Vビーム(595nmパルスダイレーザー)とIPL(光治療)の効果が検証されました。その結果、赤みの軽減や毛細血管の収縮に関してVビームがより有効であると報告されています。特に、紅斑型や毛細血管拡張型の酒さ患者に適している可能性があるとされています。
これらの研究知見から、Vビームは「赤み改善」を目的とした治療の一つの選択肢として報告されており、臨床現場においても活用されています。
シンガポールを含む研究報告では、Vビーム(595nmパルスダイレーザー)が酒さに伴う赤みや毛細血管拡張の改善に有効であったと示されています。さらに、一部の臨床試験では、治療後に「ほてり感」や「灼熱感」などの不快症状が軽減し、生活の快適さ(QOL)が改善したとの報告もあります。
これらの知見から、比較的短期間で症状の改善が得られる可能性があると考えられており、外出の機会が多い方にとっても有用とされる治療法のひとつです。
米国において実施された一部の臨床試験では、Vビーム(595 nm パルスダイレーザー)の複数回照射により、灼熱感や赤みが改善されたとする報告があります。具体的な改善率や回数に関しては明記されていないものの、複数回の治療により長期的な症状コントロールが可能である可能性が示唆されています。
また、札幌のように季節の寒暖差がある地域に住んでいる方の中には、酒さ症状が悪化しやすい方もいらっしゃいます。そうした方にとっては定期的な施術が症状管理に有用となる可能性があります。
ドイツの前向き比較試験(研究機関:ハンブルク大学病院)では、Vビーム〔595 nmパルスダイレーザー〕とKTPレーザー〔532 nm〕を比較した結果、いずれのレーザーでも酒さ患者における赤みや血管拡張の改善が認められました。
このことから、症状や病態に応じて機器を使い分ける選択肢の重要性が示唆されています。
参考文献
Neuhaus IM, et al. Lasers Surg Med. 2009.
Tan OT, et al. Dermatol Surg. 2004.
Fogelman JP, et al. J Am Acad Dermatol. 2015.
Nguyen J, et al. Dermatol Surg. 2024.
酒さは、皮膚の毛細血管拡張や慢性的な炎症が関与するとされ、外用薬や内服薬だけでは十分に改善しにくい「赤み」が残るケースがあります。Vビームレーザーは、この赤みの原因である拡張した血管に直接光エネルギーを届け、熱によって選択的に収縮させることで、赤みやほてりを軽減することが可能です。
特に紅斑型や毛細血管拡張型の酒さでは、薬の効果を補完する手段として有効とされ、札幌市内でも需要が高まっています。
外用薬(例:抗炎症作用のあるメトロニダゾールクリーム)や内服薬(例:抗生物質系)も酒さの症状緩和に役立ちますが、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。
Vビームは数回の照射で赤みが目に見えて軽減する症例が報告されており、患者さんの生活の質(QOL)向上に寄与する点が大きなメリットです。また、治療を継続することで改善効果が長期間持続するケースもあります。
◆ビーム(色素レーザー):赤みや毛細血管拡張の改善が得意。酒さの血管症状に特化。
◆IPL(光治療):しみや色素沈着、肌全体のトーンアップに効果的。赤み改善も可能だが、Vビームほど血管治療に特化していない。
◆フラクショナルレーザー:肌の凹凸やコラーゲン生成促進に適応。酒さの炎症期には不向きな場合もある。
このように、症状の中心が赤みであればVビーム、色素沈着や肌質改善が目的であれば他治療といった使い分けが推奨されます。
アルバアレルギークリニック札幌では、酒さのタイプや症状の程度に応じて、外用薬・内服薬とVビームを組み合わせた治療を行っています。
例えば、
このような流れにより、症状の改善と再発予防を同時に目指すことが可能です。
札幌市は冬の寒暖差や乾燥による肌ストレスが強く、酒さ症状の悪化リスクが高い地域です。Vビームは冷却機能を備えた照射により、痛みやダウンタイムを軽減しつつ治療できるため、通院負担が少ないのも特徴です。
アルバアレルギークリニック札幌では、Vビーム治療を行う前に高精度の肌診断機を使用し、毛細血管の拡張状態や炎症の程度、皮膚の色調などを詳細に解析します。そのデータをもとに、経験豊富な医師が症状のタイプや進行度に応じた最適な照射パラメータを設定します。この二段構えの評価により、「赤みを減らす」だけでなく「再発予防」まで視野に入れたプランを提案できるのが当院の強みです。
酒さは、紅斑型・毛細血管拡張型・丘疹膿疱型など、タイプによって症状の出方や原因が異なります。札幌市で酒さ治療を行う当院では、患者様一人ひとりの症状や生活背景を踏まえて、
以下のようなオーダーメイド治療プランを設計しています。
中心治療:Vビームレーザー
血管に直接作用し、毛細血管を収縮させることで赤みを改善します。
北海道ではVビームを保険適用で提供できる施設が限られていますが、当院はその数少ない施設の一つです。
必要に応じて、アゼライン酸配合スキンケアで肌質をサポートします。
中心治療:薬物療法で炎症をコントロール
例:メトロニダゾール(ロゼックスゲル)、プロトピック、アゼライン酸、イソトレチノインなど。
内服・外用を3〜6ヶ月継続し、炎症が落ち着いてからVビームを併用します。
乾燥肌やアトピー性皮膚炎がある場合は、医師の指導のもとで保湿・炎症ケアを強化します。
中心治療:薬物療法+Vビームの段階的併用
初期は薬で炎症を抑え、その後レーザーで赤みを改善。
症状の変化に応じて治療内容を柔軟に調整します。
中心治療:光治療(IPL)
シミ・美肌目的のIPLは赤みにも一定の効果が期待できますが、当院では赤み治療の第一選択には推奨していません。
スキンケア化粧品
アゼライン酸配合製品を日常的に使用することで、赤みや炎症の再発予防を図ります。
Vビームはもともと冷却装置を備えていますが、当院では照射直前の表面冷却や出力調整にも細かく対応し、痛みやダウンタイムをできる限り軽減されることがあります。治療時間は短く、忙しい方でも通いやすい環境を整えています。
また、治療後は赤みや腫れの経過を確認しながら、必要に応じてアフターケア用の外用剤をご案内します。
酒さは一度の治療で完治するものではなく、長期的なケアが大切です。
当院では、Vビーム単独ではなく、
を組み合わせた総合治療体制を採用しています。これにより、赤み・ほてり・血管拡張といった複合的な症状にも対応し、再発リスクを低減します。治療の流れや薬の併用については、酒さ治療ページでも詳しくご紹介しています。
札幌市は冬の乾燥や寒暖差が大きく、酒さ症状が悪化しやすい環境です。アルバアレルギークリニック札幌ではこうした地域特性を踏まえ、季節や天候による肌の変化も治療計画に反映しています。特に冬季には乾燥対策と紫外線対策を強化し、症状の再燃を防ぎます。
酒さ治療に関しては、多くの患者様から共通するご質問をいただきます。ここでは、医師の視点を交えて代表的な疑問にお答えします。治療を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。
A. Vビームは、血管に直接作用するレーザーのため、紅斑型や毛細血管拡張型に特に有効です。さらに、炎症を伴う丘疹膿疱型でも、薬物治療で炎症をコントロールした後にVビームを組み合わせることで、赤みや血管の拡張を改善できます。つまり、酒さの主要なタイプに幅広く対応可能です。
A. 一度の施術でも赤みの軽減を感じる方はいますが、3〜10回程度の継続照射が一般的です。当院の公式ページでも、症状や肌質によっては複数回の施術を推奨しており、治療の間隔は数週間〜1か月を目安に調整します。繰り返し照射することで、より安定した改善効果が期待できます。
A. Vビームの副作用は比較的軽度です。照射後に赤み・腫れ・内出血が出ることがありますが、多くは数日〜2週間ほどで自然に回復します。また、当院で使用している機器には冷却システムが搭載されており、痛みやダウンタイムを最小限に抑える工夫をしています。これにより、日常生活への影響を軽減することが可能です。
A. Vビームは「血管に作用する治療」ですが、酒さは炎症や皮脂分泌など、血管以外の要因も関与しています。
そのため、メトロニダゾール(ロゼックスゲル)やアゼライン酸、イソトレチノインなどの薬物を併用することで、炎症抑制・肌質改善・再発予防までを総合的にカバーできます。
当院では、薬とレーザーを段階的に組み合わせることで、より高い治療効果を目指しています。
酒さには紅斑型・毛細血管拡張型・丘疹膿疱型など、いくつかのタイプが存在し、それぞれに適した治療法が異なります。とくにVビームレーザーは、血管に直接作用する特性を持つため、赤み主体の紅斑型や毛細血管拡張型、炎症を伴う丘疹膿疱型において有効性が示されています。
アルバアレルギークリニック札幌では、以下の点を強みとしています。
酒さの症状やタイプは個人差が大きいため、まずは「自分の酒さタイプ」を正確に把握することが治療の第一歩となります。
専門的な診断と治療設計を通じて、より快適な生活をサポートいたします。
※セキュリティのため、最終受付時間後のドアの開閉は
警報が作動することがあります。