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- 休診日
- 祝日・月曜・日曜
- 所在地
- 北海道札幌市南区澄川6条3丁目2番37号 ※共用駐車場 65台 Google Map
Vビームは、米国シネロン・キャンデラ社が開発した医療機器で、主に毛細血管の拡張や赤ら顔、単純性血管腫など、赤みが目立つ疾患に適した治療法です。レーザーが血液中のヘモグロビンに反応し、異常に増殖した血管を熱破壊することで症状を改善へと導きます。ダメージが起こるのは病変部分のみで、正常な皮膚や周囲の細胞には影響を与えにくいのが特徴です。
Vビームは「色素レーザー」に分類され、肌の表面を傷つけずに異常な血管だけを効果的に照射できる技術です。赤みの原因となる血管などに根本にアプローチでき、患部の範囲や面積に応じて出力を細かく調整することが可能です。毛細血管拡張症・単純血管腫・苺状血管腫については保険適応になる場合があります。それ以外については自由診療(保険適用外)での施術となりますが、国内外で多くの症例が報告されています。
自然な治療効果が期待できるVビームは、ダウンタイムも比較的短く、施術後の赤みや腫れは数日〜2週間程度で落ち着きます。、徹底した紫外線対策や保湿を行うことで、治療効果を最大限に引き出すことができます。一般的なスキンケアやクリームとは目的やカテゴリーが異なる施術のため、医師の診断とカウンセリングが重要です。
Vビームが得意とするのは、血管が関係する症状の治療です。とくに、赤ら顔や酒さ、ニキビ跡の赤み、小鼻周りの赤みなどは、色素に反応するレーザーの特性を活かして効果的にアプローチできます。こうした病変は、生まれつきの体質や年齢変化、紫外線ダメージ、ホルモンの関与など、さまざまな要因で発生します。
例えば赤ら顔の患者様では、頬や鼻、小鼻、目の下などの部位に赤みが目立つ状態が繰り返し起こります。これに対し、Vビームは異常な血管だけを効果的に破壊することで「赤みが透けて見える」状態を改善へと導きます。
イボ・粉瘤・ほくろなどの隆起系病変、あるいは色素沈着・シミ・たるみなどのメラニンが主因の症状には、Vビームでは対応できないことがあります。また、アレルギーや薬剤性の皮膚炎なども、炎症の性質が異なるため注意事項に該当します。このため、Vビームが適応かどうかは診察時にしっかり判断することが重要です。
Vビームは、595nmの波長を持つ色素レーザーです。主に血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンに吸収されやすい特性を活かしています。この波長により、皮膚の表面ではなく、深部の毛細血管や血管腫などにピンポイントで照射することができ、赤みの根本にアプローチします。特に赤ら顔やニキビ跡の赤み、酒さなどの症状に対して、肌の奥にある病変のみに熱を届ける照射方法が有効とされています。
Vビームは、レーザーが照射される直前に皮膚を熱刺激から守るため冷却ガスが出るDCD( Dynamic Cooling Device)という冷却機能が搭載されており、皮膚表面の熱ダメージを最小限に抑える工夫が施されています。これにより、患者様の痛みの軽減が図られています。
Vビームは米国シネロン・キャンデラ社が製造する医療用レーザーです。Vビームは、出力の強さや照射深度の設定が細かく調整できる分、使用には専門知識と経験が求められます。
Vビームによる施術は、まず医師によるカウンセリングと診察から始まります。赤みやニキビ跡の種類・範囲・面積・色などを確認し、Vビームが適用可能かどうかを判断します。必要に応じて、出力レベルのテスト照射を行い、体質や症状に応じた安全な治療設計を行います。アレルギーの有無や妊娠中か否かなども確認されますので、問診には正確にご回答ください。
施術直後よりメイクは可能となっており、紫外線対策や保湿をしっかり行うことで、治療効果を最大限引き出すことができます。洗顔や入浴は、患部を擦らないようにやさしく行ってください。また、赤みや腫れが残ることがありますが数日〜2週間程度で落ち着くケースが多く、冷却や保湿ケアによって症状を抑えられます。ただし、個人差があるため医師の案内に従いましょう。
Vビームの施術後には、照射部位に赤み・腫れ・かゆみ・内出血といった症状が見られることがあります。これらは体質や出力レベル、患部の部位や面積などによって異なるものの、多くは一過性であり数日から2週間ほどで自然に落ち着くことが一般的です。
赤み以外にも、まれにかさぶたや色素沈着が一時的に見られるケースもあります。これは、皮膚の反応過程として自然なものであり、無理に擦ったり剥がしたりすると傷跡や色素沈着が残る原因になる可能性があるため、しっかりとスキンケアとUV対策(紫外線回避)を行うことが重要です。
Vビームのダウンタイムは比較的短いとされていますが、反応や炎症が出ている間はメイクや洗顔、入浴の際に患部を刺激しないことが大切です。なお、患部の状態によっては、次回の施術タイミングまで十分な回復期間を取る必要があります。繰り返しの治療によって赤みの改善が期待されるため、経過観察と合わせての通院が推奨されます。
Vビームによる治療は、基本的には複数回の施術を前提とした通院が一般的です。治療の目的や対象となる症状(赤ら顔、ニキビ跡、酒さなど)、肌の状態、体質、年齢、患部の面積や部位などによって必要な回数や間隔が異なります。例えば、赤みが気になる部位(顔の中心部、特に鼻や頬の赤みを改善したい方)には、通常5回〜10回程度の治療が目安になるケースもあります。
再診時には、前回の反応(赤み・腫れ・かさぶた等)がどの程度あったか、生活習慣(紫外線の影響やスキンケア状況など)を医師が確認し、治療計画の見直しが行われます。患者の希望やライフスタイル、ダウンタイムの許容度にも配慮し、回数・頻度・強さのバランスを調整しながら無理のない治療プランが提案されます。自由診療のため費用は通院回数によって異なりますが、都度の案内があるため安心です。
Vビームは、赤みや血管の拡張が原因で肌の色ムラが目立ってしまう方に適した治療法です。たとえば、赤ら顔、毛細血管拡張、単純性血管腫、酒さ、ニキビ跡の赤み、などが該当します。特に「生まれつき赤みが強く出てしまう」「年齢とともに肌に赤い点や斑点が増えてきた」「頬や鼻、小鼻などに細かな血管が透けて見える」などの症状で悩んでいる方に向いています。
一方で、妊娠中の方や授乳中の方、特定の皮膚疾患をお持ちの方などは施術を控える必要があります。Vビームは米国シネロン・キャンデラ社製の医療機器であり、安全性が評価されているとはいえ、全ての方に適応するわけではありません。
医師の診察では、皮膚の状態や全身症状、通院スケジュールやご本人の希望、出力調整の必要性なども含めて総合的に判断されます。施術可否について不安がある場合には、カウンセリング時に遠慮なく相談しましょう。
Vビームによるレーザー治療を受ける前には、紫外線対策と肌状態の管理が重要です。特に日焼け直後の肌は赤みややけどのリスクが高まるため、施術直前は日焼けを避け、日焼け止めや帽子で保護しましょう。また、肌に強い炎症や湿疹、感染症などがある場合は施術を延期することがあります。医師が肌の状態を確認し、施術の可否や出力調整を判断します。
さらに、治療前の食事制限や断薬の必要は原則ありませんが、内服薬や使用中の医薬品がある場合は必ず医師に相談してください。
治療後は一時的に赤み、腫れ、内出血、かさぶたが出現することがありますが、いずれも数日~2週間程度で自然に改善します。症状の出方は部位、肌質、血管の状態などにより個人差があります。入浴・洗顔は当日から可能ですが、長湯やゴシゴシ擦る洗顔は避けてください。
また、メイクは施術当日から可能ですが赤みがある場合は、引いた後で再開可能です。再発予防のためにも、紫外線対策を徹底し、一定期間の間隔を空けて次回照射を行うのが一般的です。よくある質問としては「ダウンタイムはどのくらい?」「料金は保険適用?」などがあります。Vビーム治療は自由診療のため、保険診療の対象外です。詳細な費用や回数、通院頻度についてはカウンセリング時に案内されます。
赤みや酒さの目立ちなど、肌の症状にお悩みの方にとって、Vビームはひとつの有力なアプローチとなります。施術に関する詳細な流れや適応部位、料金、注意点については、当院の専用ページにてご紹介しております。
「どんな症状に適しているの?」「私にも適応する?」「1回の施術時間や通院間隔は?」といったご不安がある方も、お気軽にカウンセリングをご予約ください。
※セキュリティのため、最終受付時間後のドアの開閉は
警報が作動することがあります。