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~FTMトランスジェンダーの方へ、ホルモン療法中の痛み・副作用・効果のポイントを解説~
トランス男性(FTM)の方のなかには、ホルモン療法(テストステロン投与)で体が男性らしく変化していく一方、「ひげ・体毛がどんどん濃くなること自体は望んでいるけれど、実はある部位の毛だけは邪魔に感じる……」、「そもそも、体毛は望んでいない」といったジレンマを抱えていませんか?
こうした悩みは、トランス男性ならではのものです。
実際、「テストステロンを打ち始めてから急に毛が太くなってきた」と驚かれる方も少なくありません。望んで始めたホルモン療法のはずが、思わぬ形で“毛の扱い”にストレスを感じるとしたら、とてももったいないですよね。
一方で、「ホルモン療法しながらレーザー脱毛をしても問題ないの?」という疑問もよく耳にします。女性ホルモンの抑制や男性ホルモンの追加によって肌状態が変わっている方は、通常の施術例だけでは判断できない部分も多いからです。
その不安を少しでも解消できるよう、ホルモン療法中のFTMトランスジェンダーの方がレーザー脱毛を受ける際に知っておきたい注意点や効果のポイントをまとめてみました。
トランスジェンダー男性(FTM)の方々がホルモン療法を始めると、体の様々な部分で変化が起こります。特に目立つ変化の一つが体毛の増加と質の変化です。この記事では、テストステロン投与による体毛の変化について詳しく解説します。
テストステロンなどの男性ホルモン(アンドロゲン)は、毛の成長を活性化させます。
これにより、特に顔(ヒゲ)、胸部、腹部、四肢の毛が太く濃くなる傾向があります。
重要なポイントとして、ホルモン療法によって毛の数自体が増えるわけではなく、休止期にあった「産毛」が成長期に移行して太くなることで、見た目上の毛量増加という印象を与えます。
テストステロン投与による体毛の変化は一般的に以下のような時間軸で進行します:
Wierckxらの研究(European Journal of Endocrinology, 2012)によると、テストステロン長期投与を受けるFTM患者のほとんどが顔や体の毛の太さや量が増加したと報告しています。この変化は投与開始後12~24ヶ月で特に顕著になる傾向があります。
男性ホルモン投与によって増毛化・硬毛化した毛は、ホルモン量を減らさない限り基本的に元には戻りにくいとされています。WPATHのガイドラインでも、体毛やヒゲの増加は一度進行すると元に戻すのが困難である点が言及されています。
さらに「ホルモン療法の影響で、新たに太い毛が生えてくる可能性があるのなら、レーザー脱毛しても結局意味がないのでは?」という声もよく聞きます。
実際にテストステロン投与を始めたばかりの時期は、1~2年かけて毛が徐々に太く、濃くなることが多いです。
このような「再発毛」の懸念は確かに一理あります。
実際、女性ホルモン環境下での多毛症(PCOSなど)でも、ホルモンの乱れが続く限り新たな毛が出てくることが知られており、定期的なメンテナンス脱毛が必要とされています。
トランス男性の場合も、ホルモン投与を継続している限り似た状況に陥る可能性があるわけです。
とはいえ、毛包がレーザーで破壊された部位については再度太い毛が生えてくることは通常ありません。
後から出現する毛は、「今まで休止期だった他の毛包が活性化したもの」と捉えるほうが正確です。
完全に毛をゼロにしたい部位もあれば、「最低限の量だけ残したい」部位もあるでしょう。
そのゴール設定に合わせたプランがあれば、レーザー脱毛をうまく活用できる可能性は高いのです。
通常の医療脱毛と変わりはありません。
一般的にレーザー脱毛は「安全な施術」とされていますが、施術後の肌に一時的な赤み(紅斑)やヒリヒリ感が生じることは珍しくありません。
報告によれば、副作用がまったく起こらない人よりも、何らかの軽微な症状が一時的に出る人のほうが多いというデータも存在します。
これらはホルモン療法中であるか否かに関わらず起きうるリスクです。とはいえ、テストステロンを投与しているトランス男性の方は、肌の脂分泌が増えることによって炎症が長引きやすい場合も考えられることはあります。
そうなると治りがやや遅くなり、かぶれ・痛みの発現リスクが高まるケースも否定できません程度です。
それでは、ホルモン療法中でもできるだけ安全に、そして効率的に脱毛効果を得るために、どんな点に注目すればいいのでしょうか。
ここでは具体的なポイントをいくつかご紹介します。
ホルモン療法中のレーザー脱毛は、「絶対に受けられない」わけではありません。むしろ男性化を進める過程でも、不要な箇所の毛を効率よく管理できる手段として多くのメリットがあります。ただし、以下の点を理解しておくことが大事です。
もし「検討はしているけれど、具体的にどう進めればいいか分からない」「自分の肌タイプやホルモン状況でどんなリスクがあるのか明確に知りたい」という場合は、専門クリニックへの相談がおすすめです。
カウンセリングで肌状態をチェックし、あなたが望む毛の仕上がり(「ここは残したい」「ここは徹底的になくしたい」など)に応じて最適な施術計画を提案できます。
※セキュリティのため、最終受付時間後のドアの開閉は
警報が作動することがあります。