マンジャロの副作用で奇形児になる?妊娠・妊活への影響と注意点を解説 ~札幌市南区の美容皮膚科|アルバアレルギークリニック札幌

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マンジャロの副作用で奇形児になる?妊娠・妊活への影響と注意点を解説

マンジャロの副作用で奇形児になる?妊娠・妊活への影響と注意点を解説

札幌市周辺で「マンジャロ 副作用 奇形 児」と検索し、妊娠中や妊活中の使用について不安を感じている方もいらっしゃると思います。マンジャロを使うと赤ちゃんに先天異常が起こるのか、妊娠に気づかず使ってしまった場合はどうすればよいのか、将来妊娠を考えている場合はいつまでにやめればよいのかなど、気になる点は少なくありません。

マンジャロは一般名をチルゼパチドといい、国内では2型糖尿病を効能・効果として承認されているGIP/GLP-1受容体作動薬です。当院の美容診療で体重管理についてご相談いただく場合も、妊娠の可能性や今後の妊活予定、既往歴、アレルギー歴、現在使用している薬などを含めて考える必要があります。

結論からお伝えすると、「マンジャロを使用するとヒトで奇形児が増える」と断定できるわけではありません。一方、動物を用いた生殖発生毒性試験では胎児毒性が確認されており、国内の電子添文では妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しないこととされています。この記事では、現時点で分かっていることと分かっていないことを分けながら、妊娠・妊活を考える際の注意点を整理します。

マンジャロの副作用で「奇形児になる」というのは本当?

「マンジャロを使うと奇形児になる」という言い方だけを見ると、不安が大きくなってしまうかもしれません。しかし、まず大切なのは、動物試験で確認された結果と、ヒトで実際にどの程度のリスクがあるのかという話を分けて考えることです。

国内の電子添文では、妊娠ラットにチルゼパチドを投与した生殖発生毒性試験で、胎児毒性として骨格奇形や内臓奇形などが認められたことが記載されています。一方で、動物試験で確認された所見をそのままヒトに当てはめ、「マンジャロを使えば赤ちゃんに先天異常が起こる」と結論づけることはできません。

検索では「奇形児」という言葉が使われることがありますが、医学的には「胎児への影響」「先天異常」「骨格奇形・内臓奇形」などの表現で整理するほうが適切です。この記事でも、必要な場所以外ではそうした表現を用います。

重要なのは、「ヒトで危険性が証明されているから使わない」という単純な話ではなく、妊娠中の使用について十分な情報が限られていることに加え、動物試験で胎児への影響が確認されているため、妊娠中や妊娠している可能性がある場合には使用を避ける必要がある、という点です。

また、「以前マンジャロを使ったことがあるから、将来の妊娠にもずっと影響が残る」と考える必要もありません。妊娠を希望する時期と最終投与の時期を整理し、医師と相談しながら計画を立てることが大切です。

マンジャロが妊娠・胎児に与える影響について分かっていること

動物試験では胎児毒性が確認されています

マンジャロの電子添文には、妊娠ラットに本剤を投与した場合、胎児毒性として骨格奇形や内臓奇形などが認められたことが記載されています。また、これらの所見は母動物の摂餌量の低下や体重の低下を伴うものでした。

ここで注意したいのは、「奇形が確認された」という一部分だけを切り取らないことです。薬そのものの影響だけでなく、母動物の食事量や体重の低下なども同時に起きていたという条件を含めて評価する必要があります。

マンジャロは食欲や食事量の変化に関わる薬です。人でも吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲減退などの消化器症状がみられることがあります。そのため、妊娠を考えている方では「薬の成分だけ」ではなく、食事量や水分摂取、体調の変化まで含めて考えることが重要です。

当院では、体重管理についてご相談いただく際も、体重の数字だけを見るのではなく、体脂肪、筋肉量、食事量、水分摂取、体調、副作用の出方などを確認しながら経過をみていきます。妊娠を希望している場合は、体重だけを優先するのではなく、これからのライフプランも含めて医師へ伝えてください。

動物試験の結果をそのままヒトへ当てはめることはできません

動物試験は、薬が胎児へ与える可能性のある影響を確認するうえで重要な情報です。ただし、動物とヒトでは薬物動態や妊娠経過などが異なるため、動物試験の結果だけからヒトでの発生率を計算することはできません。

そのため、「動物で奇形が出たから、ヒトでも同じ確率で起きる」「妊娠に気づかず一度使っただけで先天異常が起きる」といった受け止め方は適切ではありません。

反対に、「ヒトで明確な報告が少ないから大丈夫」と考えることも避ける必要があります。妊婦を対象に薬の安全性を確かめる試験には限界があり、十分な情報が得にくい領域です。分からない部分が残っているからこそ、妊娠中は予防的に使用を避けるという考え方が重要になります。

妊娠中・妊娠の可能性がある場合にマンジャロを使用しない理由

国内のマンジャロ電子添文では、妊婦または妊娠している可能性のある女性には本剤を投与しないこととされています。2型糖尿病の治療ではインスリン製剤を使用することが記載されています。

美容診療で体重管理を目的としてマンジャロを検討している場合も、妊娠中や妊娠している可能性がある時期に自己判断で使用を続けることは避けてください。

特に、月経が遅れている、妊娠の可能性が否定できない、妊活を始めている、不妊治療を予定しているといった場合には、そのことを診察時に伝えることが大切です。体重管理だけを切り離して考えるのではなく、妊娠の予定や治療中の病気、現在使用している薬なども含めて判断する必要があります。

当院では、マンジャロについてご相談いただく際、既往歴、アレルギー歴、現在のお薬、これまでの体調変化などを確認しています。妊娠を希望している方や今後妊活を考えている方は、その予定も診察時に医師へお伝えください。

また、経口避妊薬を使用している方にも注意点があります。マンジャロは胃内容物の排出を遅らせる作用があり、電子添文では、特に投与開始初期または増量後の初期に、経口避妊薬の効果を弱める可能性があるとされています。避妊方法について不安がある場合は、自己判断せず医師へ相談しましょう。

マンジャロ使用中に妊娠が分かった場合はどうすればいい?

マンジャロ使用中に妊娠が分かった場合、「赤ちゃんに影響が出てしまうのでは」と強い不安を感じる方もいると思います。ただし、使用していたという事実だけで、胎児に先天異常が起きると決まるわけではありません。

大切なのは、まずマンジャロを使用していることを処方医と産婦人科の医師へ伝えることです。いつ最後に投与したか、何mgを使用していたか、どのくらいの期間使用していたか、ほかに飲んでいる薬があるかなどを整理しておくと相談しやすくなります。

妊娠が判明した後も、自分だけで「大丈夫」「もうだめだ」と結論を出さないでください。妊娠週数や使用時期などによって確認すべき内容は異なるため、個別に医療機関で相談する必要があります。

また、妊娠初期は吐き気や食欲低下などが起こることがあります。マンジャロでも悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲減退などの副作用がみられるため、症状だけでは妊娠による変化なのか、薬の影響なのか判断しにくい場合があります。

食事や水分がほとんどとれない、嘔吐が続く、強い腹痛がある、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、妊娠の有無にかかわらず早めの受診が必要です。

初めて当院へ相談される方は、これまでの使用歴や体調、内服薬などをまとめていただくと診察時に確認しやすくなります。受診前の流れについては初めての方へもあわせてご確認ください。

マンジャロ使用中に妊活を始める場合の注意点

妊活を始めようと考えた時は、「いつマンジャロをやめればいいのか」が気になるところです。

マンジャロの電子添文では、妊娠する可能性のある女性に対して、本剤投与中および最終投与後1か月間は避妊する必要性と適切な避妊法について説明することとされています。そのため、これから妊娠を希望する場合は、妊活を始める時期から逆算して使用計画を医師と相談することが大切です。

「最終投与から1か月たてば絶対に安全」という意味ではありません。1か月という期間は国内の電子添文に示されている避妊期間であり、年齢、持病、使用している薬、妊娠希望時期などによって相談内容は変わります。

妊娠を考え始めた段階で医師へ伝えてください

妊活は、妊娠が成立してから考えるのではなく、妊娠を希望し始めた段階から薬の使用状況を整理しておくことが大切です。

診察時には、妊娠を希望する時期、マンジャロの最終投与日、現在の投与量、ほかに使用している薬、持病やアレルギー歴などを伝えてください。

また、体重を減らすことだけを優先し、食事量を極端に減らすことはおすすめできません。当院では、体重に加えて体脂肪や筋肉量、食事量、水分摂取、体調変化なども確認しながら体重管理を考えています。妊娠を予定している場合は、今後の栄養状態や体調管理も含めて、無理のない方針を検討する必要があります。

診療を担当する医師について確認したい方は医師紹介もご覧ください。

休薬中も体重だけを追いすぎないことが大切です

マンジャロを中止すると、「体重が戻るのでは」と不安になる方もいるかもしれません。しかし、妊娠を希望する時期に自己判断で薬を再開したり、食事を過度に制限したりすることは避けてください。

食事、運動、睡眠など日常生活を整えながら、必要に応じて医師と相談し、体重だけではなく体調を含めて管理していきましょう。

妊娠以外にも知っておきたいマンジャロの副作用と注意点

マンジャロと妊娠について調べている方でも、実際には「ほかの副作用も心配」という場合が多いと思います。

マンジャロでみられる副作用には、悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退などがあります。また、重大な副作用として低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎、アナフィラキシー、血管性浮腫、イレウスなどが記載されています。

特に、強い腹痛が続く、嘔吐を繰り返す、高度の便秘や腹部膨満がある、水分がとれない、冷汗やふらつきなどの低血糖を疑う症状がある場合は、我慢して使用を続けず医療機関へ相談してください。

副作用がいつまで続くかについてはマンジャロの副作用はいつまで?症状別の目安と対処法で詳しく整理しています。また、冷や汗やふらつきなどが心配な方はダイエット目的のマンジャロで低血糖は起こる?症状・副作用・対処法を解説も参考にしてください。

アレルギー歴や注射後の皮膚症状もお伝えください

マンジャロでは、注射部位の赤み、かゆみ、痛み、腫れなどの注射部位反応や、湿疹・発疹・そう痒性皮疹などの過敏症がみられることがあります。

当院は美容診療に加えてアレルギー診療も行っているため、マンジャロについても、体重の変化だけではなく、これまでのアレルギー歴や体質、現在のお薬、注射後の皮膚症状などを確認します。注射後にいつもと違う赤みやかゆみ、発疹が出た場合は、そのまま我慢せずご相談ください。

美容目的で使用する場合は承認された効能・効果との違いも知っておきましょう

国内でマンジャロは2型糖尿病を効能・効果として承認されています。美容・体重管理を目的として使用する場合は、承認された効能・効果とは異なる目的での使用となります。

当院でのマンジャロによるダイエット相談は自由診療です。現在、費用を含む詳細はお問い合わせいただく形となっています。使用を検討する際は、期待する変化だけを見るのではなく、治療内容、費用、副作用、国内での承認状況などについて確認したうえでご検討ください。

マンジャロについて詳しく確認したい方はマンジャロ(Mounjaro)をご覧ください。

マンジャロと妊娠・副作用に関するよくある質問

Q1. マンジャロを過去に使ったことがあると、将来の妊娠に影響しますか?

過去にマンジャロを使用していたというだけで、将来の妊娠に影響が出ると決まるわけではありません。ただし、妊娠を希望する場合は、いつまで使用していたかを確認し、最終投与後の避妊期間を含めて医師と相談してください。

Q2. マンジャロをやめてから、いつ妊活できますか?

国内の電子添文では、投与中および最終投与後1か月間の避妊が必要とされています。妊活の開始時期は、この期間だけでなく、現在の健康状態や使用している薬なども踏まえて考える必要があります。「1か月経てば必ず問題ない」と自己判断せず、妊娠を希望する時期を医師へ伝えて相談しましょう。

Q3. 妊娠に気づかずマンジャロを使用してしまいました。赤ちゃんに奇形が起きますか?

マンジャロを使用したという事実だけで、胎児に先天異常が起こると断定することはできません。一方で、妊娠中の使用は避ける必要があります。妊娠が分かったら、最終投与日や投与量などを確認し、処方医や産婦人科へ相談してください。

Q4. マンジャロを使用すると妊娠しにくくなりますか?

「胎児への影響が懸念されていること」と「マンジャロによって妊娠しにくくなること」は別の問題です。マンジャロを使用すると妊娠しにくくなる、と一律に説明することはできません。妊娠を希望している場合は、妊孕性について自己判断せず、使用状況や持病などを含めて医師へ相談してください。

Q5. 授乳中にマンジャロを使用できますか?

電子添文では、治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討することとされています。ヒト母乳中へ移行することがあり、哺乳中の児への影響は不明とされています。授乳中に使用を検討している場合は、自己判断で開始せず医師へ相談してください。

Q6. マンジャロの副作用が心配な場合、診察では何を伝えればよいですか?

症状の種類だけでなく、いつから出たか、注射後どのくらいで出たか、現在の投与量、食事や水分がとれているか、ほかに飲んでいる薬があるかを整理しておくと確認しやすくなります。アレルギー歴や注射後の赤み・かゆみ・発疹がある場合もお伝えください。

まとめ|マンジャロと妊娠について不安がある方へ

マンジャロについて「副作用で奇形児になるのでは」と不安に感じている方は、動物試験の情報とヒトで分かっていることを分けて考えることが大切です。動物試験では胎児毒性として骨格奇形・内臓奇形などが確認されていますが、この結果だけで「マンジャロを使えばヒトでも必ず先天異常が起こる」と断定することはできません。

一方で、国内の電子添文では、妊婦または妊娠している可能性のある女性への投与は避けること、妊娠する可能性のある女性では投与中および最終投与後1か月間の避妊が必要であることが示されています。妊活を予定している方は、妊娠が分かってからではなく、妊娠を考え始めた段階で使用状況を医師へ伝えてください。

また、妊娠に気づかず使用していた場合も、「使ってしまったから必ず胎児に影響が出る」と自分だけで判断する必要はありません。最終投与日、投与量、使用期間などを整理し、処方医や産婦人科で個別に相談することが大切です。

札幌市周辺で、マンジャロの使用中に妊娠を考え始めた方、副作用や胎児への影響が気になっている方は、現在の使用状況や今後の予定も含めてご相談ください。まずは自分の状況を確認したいという方も、診察時に一緒に整理していきましょう。

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